グリップの選び方
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ここ近年のグリップ業界は戦国時代。
グリップなんて付いていれば良いというのは昔の話です。
今やグリップにも特徴があり、10年前とは比較にならない豊富なラインナップ。
握るところですから。もっと極めて良いんじゃないですか?
という事で!
今回はグリップの選び方について、多少の個人的主観を踏まえながら
各ブランド商品の特徴を御紹介!
少しでも参考になればという内容で御提案させて頂きます。
①【Golf Pride/MCC(マルチコンパウンド)シリーズ】
ゴルフプライドを代表する世界的グリップ『MCCシリーズ』。
【グリップ評価】
硬さ(感触):やや硬め
カラーリングの種類:多め
現在開催中のグリップフェアでは、※特別サービス対象商品です。
※5本購入で、1本サービス。つまり6本GET出来ます。
さらに10本まとめて購入するとGolf Pride特製ヘッドカバー(非売品)を進呈。
最大の特徴は『半分ラバー、半分コード(糸)』という事。
常にフィーリングを求める右手部分はコンパウンド粒子を含んだラバー素材。
左手部分はしっかりとした安定性、滑りにくさを向上させるコード素材。
グリップ全体的に『やや硬めのフィーリング』は操作性重視というべきですね。
国内外問わず、プロの試合でよく見かけるグリップの1つと言えます。
②【NOWON/No.1 50シリーズ】
NOWON(ナウオン)からは『No.1 50シリーズ』。
【グリップ評価】
硬さ(感触):非常に軟らかめ/手が吸い付くイメージ
カラーリングの種類:やや多め
汗、雨、水分を伴うような際、
数あるグリップの中でもグリップ力の維持性能はトップクラス。
さらに、握力が弱い女性やシニア、もともとソフトに握る方への相性の良さが光ります。
その反面、そのソフトさ故に指の力が強い方には不向きな面も(指痕ができやすい)。
しかし、他では味わえないその独特な吸着力は特筆すべき点であり、
『このNo.1 50シリーズに1度ハマった方は、その後に他に浮気しない』という傾向も。
③【SuperStroke/S-Tech(エステック)】
【グリップ評価】
硬さ(感触):軟らかめ/やや粘り感あり
カラーリングの種類:少なめ
この中では発売時期が新しいモデルという事もあり、まだまだラインナップ的に他と見劣りする面があります。
S.ガルシアが使用している青のカラーも昨年発売したばかり。
握り心地は、有名なツアーベルベットラバーのフィーリングに、
やや粘り(若干べとつく)要素が加わった感じでしょうか。
わりとシンプルな感触は好まれやすく、デザイン性もなかなか。
実はUSで国内未発売のカラーがあります。
③【LAMKIN/Z5(ゼットファイブ)】
【グリップ評価】
硬さ(感触):ふつう
カラーリングの種類:少なめ
昨年11月の発売からの大ヒット商品がこの『LAMKIN Z5』。
ちなみに藤沢店だけでも通算400本を突破しました(2017.3.19現在)。
グリップ表面を5つのゾーンに区分けするという発想。
握った手の位置に対し、最適なグリップパターンを施した進化系グリップ。
さらに、
もう1つの特徴は先述のMCCと同じ、『半分ラバー、半分コード(糸)』という構造。
MCCとの違いはコード(糸)の感触が強いMCCに対し、Z5はラバーの感触がメイン。
その分「MCCよりも軟らかめ」とも言えます。
④【elite/Y360-S】
【グリップ評価】
硬さ(感触):ふつう/やや粘り感あり
カラーリングの種類:ふつう
Y360シリーズは他にもありますが(Y360-SV、Y360-XT等)、
谷原秀人プロ、小田龍一プロ等が使用しているモデルがY360-S。
シャフトからグリップへと一体感を感じられる点は、他には真似できないフィーリング。
後述のIOMICとは違う路線で「グリップのねじれ(トルク)」を解消するグリップです。
⑤【IOMIC(イオミック)/Bi-Color(左手前)& Black Army(右奥)】
【グリップ評価】
硬さ(感触):やや硬め/しっとり
カラーリングの種類:やや多め
新発売のBi-Color(バイカラー)& Black Army(ブラックアーミー)。
IOMIC使用者なら、スティッキー系の肌触りと言えば伝わりやすいでしょうか。
元々IOMICが使用しているIOMAX(アイオマックス)はプラスチックメーカーと共同開発で作られた新素材。
これが「グリップのねじれ(トルク)」を効果的に抑制する事は案外知られていない話。
不要なトルクは方向性や操作性、スイングパワーのロスにも繋がります。
カラーリングの豊富さ以上に機能面がしっかりしている点が
女子プロの支持を集める理由なのでしょう。
⑥【CADERO/CADERO 2×2(カデロ ツーバイツー)】
【グリップ評価】
硬さ(感触):ややソフト/しっとり
カラーリングの種類:やや多め
このインパクト。そしてデザイン性。
注目を浴びる度については随一ではないでしょうか。
弱点としては手汗や雨。決して強いほうではありません。
しかし、それを補って余りあるのが耐久面。指痕ができてしまう方には試してほしいグリップです。
さらに時間の経過による硬化にも強く、長時間ソフトさを継続。
感触もソフトでやや太目なので、手元の安定感は抜群です。
以上、
今回は盛り沢山な内容でした。長くなってすみません。
様々な種類で迷う時もありますが、まずは1度握ってみましょう!
気に入るものに巡り合えた時は「なんとなくピンときた!」って
そんな感じがあるものです。
だってフィーリングなんですから。最後は直感です。
理屈じゃないですよね。
もっと違う事について聞きたい!という時は
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