今年一番リシャフトしたモデルかもしれない

さて、このヘッドはな~んでしょ?


正解は『キャロウェイ APEX UW


今年1月に発売してから、すでに10回はリシャフトしたと思うので

個人的には今年一番シャフト交換したヘッドかもしれない・・・!!



以前にもご紹介しましたが(→過去の記事はコチラ

男子ツアーを席巻中のAPEX UW。

しかし、日本仕様の純正カーボンが軽軟に感じるせいか

シャフト交換する方が多いモデルとも言えます。


そこで一つ注意点があるので御紹介していきましょう。


■APEX UWをリシャフトする前に知っておいてほしい事


以前、メーカーへ確認したところ

特注品のシャフトは先端カットしているとの事でした。

どの程度かというと

17度と19度は1インチ21度で1.5インチです


APEX UWは一般的なユーティリティーの長さに近い設定。

装着するシャフトは355~370径(UT/IRON系)ではなく、335径(ウッド系)を使用します。

ヘッド単体重量はおよそ230g目安。(※画像は19度)


■ヘッド重量設定

この230gというヘッド重量は、

FWとしてみるならばやや重たい部類と言えるでしょう。

平均的なドライバーは190g前半~200g前半くらい。

フェアウェイウッドならば、215g~225gくらいが平均的です。


この目安から考えると

ウッド系(335チップ)のシャフトをノーカットで装着するよりは、

チップカットして少しでもヘッド挙動を抑制したほうが振りやすいというメーカーの意図ではないでしょうか。


■今までできなかった流れが作れるAPEX UWの魅力

APEX UWは「FW×UT」の両方の性質をもつモデルですが、どちらかと言えばクラブレングス的にも「UT」に近い感覚だと思います。そこでUTとして捉えた視点での話です。


ドライバーからフェアウェイウッド、次にユーティリティーというセッティングが多い中、

ユーティリティーだけ違和感があるってことはないですか?


基本的にユーティリティーはアイアン用シャフト(355~370チップ)を装着しています。

例えば「TOUR-AD DI-6」のシャフトが絶好調。

1Wどころか3Wや5Wにも使っているほどお気に入りでも・・・

一般的なユーティリティーではチップ径が合わないために挿せません。

その流れでDI-75やDI-85のハイブリッド用が販売されていますが、

厳密に「TOUR-AD DI-6」とは違うわけです。


お気に入りのシャフトで統一感を出したい!という場合、APEX UWはDI-6を装着する事が可能

さらにはDI-7にする!といった重量フローセッティングも可能!

そういった点が非常に面白いモデルだと思います。

■最後に

語弊があるかもしれませんが

メーカーがチップカットしているから、絶対やったほうがいいというわけではありません

チップカットしている理由を踏まえ、自分のイメージに合わせて、

カットしない/0.5インチカット/1インチカットを選択しても良いという事です。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。