ダイナミックゴールドから「モーダス」「NS」「カーボン」???
『ダイナミックゴールドから替えてみたくて。少し軽くしてみようと思うんだけどモーダス120とか、モーダス105はどうかな?』
このような御相談を受けました。
ダイナミックゴールド(以下:DG)と言えば、1980年頃から発売されている重量級の超ロングセラー商品。
それだけに昔からよく質問される内容です。
問題は『どの程度、重量を下げたいのか?振りやすくしたいのか?』です。
これまで接客してきた経験を元に、
よく候補に挙げられやすい「モーダス120」「モーダス105」を評価していきます。
※あくまで私的な意見も含まれますので御容赦ください。
■MODUS120の場合
硬さS:重量114.0g/トルク1.7/キックポイント中元調子
重量114.0gは中量級として申し分ないスペック。
しかし、中量級としての硬さレベルは“軟らかめな部類”と言えるでしょう。
重さのわりに硬くない。それがMODUS120が人気の理由です。
元DGユーザーがMODUS120に移行した場合、
『引っ掛けやすくなった』『つかまりやすくなった』という意見が多く、
DGと同じスイングではショートアイアンは特に引っ掛けやすくなります。
スペックを楽にしたいと思っていても、スイングが昔のままでは当然の結果です。
振動数でDGとMODUS120を比べた場合、およそ20cpm前後の差がある事もあり、
個人的にMODUS120は重量級からよりも、軽量級から移行する人のほうがハマりやすいシャフトだと思います。
■MODUS105の場合
硬さS:重量106.5g/トルク1.7/キックポイント元調子
中~軽量級シャフトとして有名なMODUS105。
重量級と比べても遜色ないシャフトの硬さ。
実際の振動数ではDGに及ばないものの、
振り心地だけならDG以上に硬く感じるゴルファーも少なくありません。
さらに中~軽量級では断トツの“低スピン設計”。
弾道は「MODUS115」や「MODUS125」と変わらないと思ったほうが良いかもです。
元DGユーザーがMODUS105に移行した場合、
硬さはほぼ変わらない(むしろ軽い分、硬く感じやすい可能性もある)為、
あくまでも重量を下げたい、でもしっかり振っていきたい、この2点を両立したい方にはハマりやすくなります。
そして個人的にオススメのシャフト・・・
■AMT TOUR WHITE
→メーカーHPはこちら
重量は105g~129g(#2-Pw)。
3g単位で重くなっていく重量フロー設計です。
DGと同じ元調子。振り感を変えずにミドル~ロングアイアンを打ちやすくしてくれます。
例えばDG装着の#5アイアン。
(ヘッド重量にもよりますが)重量は423g~430gくらいになると思います。
しかしAMT TOUR WHITE装着ならば約413g~420gくらいの目安。
※長い番手ほど重量差を感じやすい!
DGユーザーが抱える問題「後半に疲れてくる、振れなくなってくる」という悩み。
AMT TOUR WHITEはDGの特徴である「粘りのあるしなり」を継承しつつ、重さからくる蓄積ダメージを軽減できます。
そもそも慣れ親しんだシャフト重量から軽くすれば
球質が弱くなった(軽くなった)、スイングが安定しなくなった等の新たな問題が生じる場合があります。
DGユーザーが求める振りやすさは、
『今までと同じような打球が打てる前提で、なおかつ身体への負担(疲労)が少なくなれば嬉しい』
そんな感じの方が多い気がします。
そういう時は『AMT TOUR WHITE』をぜひお試しください。
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