【デシャンボーもお気に入り】アーティザン ウェッジ が注目されたきっかけとは?

さて今回は

今大注目のメーカー『ARTISAN GOLFアーティザン ゴルフ)』を

よりマニアックな目線でご紹介したいと思います!!!

 

 

 

■創業

ナイキがクラブ撤退した2017年。

その撤退したわずか3日後、マイク・テーラー氏が率いる少数精鋭のメンバー6人で旗揚げされました。

アメリカ・テキサス州の州カラー(//をモチーフにした星形がブランドロゴになっています。

 

 

 

■注目されたきっかけ

 

創業からわずか1年後、2018年にパトリック・リードがマスターズ初優勝。

その際、彼のバッグに入っていた1本のアプローチウェッジに注目が集まりました。

当時は業界内でも見慣れていないウェッジに対し、「あの星形のウェッジはなんだ!?」とSNSで話題に。

 

その後

「アメリカの地クラブらしい」

「マイク・テイラーという人が作っているらしい」

「タイガー・ウッズが絶大な信頼をおいている凄い研磨職人らしい」

というように少しずつ詳しい情報が出てきました。

 

 

■タイガー・ウッズとの深い信頼関係

 

ナイキ時代からタイガー・ウッズのアイアンを削っていたマイク・テイラー氏は、

間違いなくタイガー・ウッズの黄金期を支えた1人です。

 

一説には、テーラーメイド契約後に制作されたTWモデル『P・7TW』に関して、

このアイアンを制作する際にもマイク・テイラー氏がアドバイザーとして開発に携わっていたそうです。

「彼の研磨でないとダメなんだ」と言わんばかりの信頼感が伝わるエピソードです。

 

 

■日本に流通し始めた経緯

 

SNSで話題になったとしても、当時の日本では知名度がほぼゼロ。

そんな状況のなか、国内の正規代理店になったのが秋山弘充氏が代表を務める『インフィニット合同会社』。

秋山弘充氏マイク・テイラー氏を中心としたナイキのクラブ開発チーム『Club R&D』時代のチームメイトです。

メーカーHPはこちら

 

 

■ヘッドの素材・仕上げの種類

 

素材:S20C(軟鉄鍛造)+超精密ミルドマシン加工

仕上げ:ノンメッキ or ニッケルクロムメッキ or DBM(黒染め)

 

【ノンメッキ】

 

【ニッケルクロムメッキ】

 

【DBM(黒染め)】

 

 

 

 

■ウェッジの特長

 

アーティザンと言えばやはりウェッジ。

その特長は打感の良さ・コントロール性・程良いスピン量・抜けの良さ・・・どれをとっても一級品レベル。

なかでも「リーディングエッジが浮いているように感じない(違和感がない)から構えやすい」という声が多く、そのことからとても顔座りが良いと言われています。

通常、バウンス角が10度以上になってくるとリーディングエッジが浮いてしまい、ピタッと安定した座りにならないもの。実際には浮いているわけですが“そう見えにくい”というところが研磨職人マイク・テイラーの技術という事です。

 

 

■ソールの種類

 

ソールグラインド(形状)は5種類。

S(スタンダードソール)→トゥ側にエッジを残したスタンダードな形状。46度~60度すべてに設定

DS(デュアルソール)→トゥ&ヒールを落としたハイバウンス設定。パトリック・.リード使用形状。54/56/58/60度に設定

R(ラウンドソール)→トゥ&ヒールを滑らかに落とした形状。日本のアスリートが使用実績あり。58度と60度に設定

SB(スクエアーベベル)→リーディングエッジにも削りが入り、ソール幅を狭めた事で接地面積をより抑えた超一流アスリート向けの形状。タイガー・ウッズ使用形状。54度と56度に設定

WS(ワイドソール)→ソール幅が広くスタンダードなバウンス角。56度のみ設定

 

【スタンダードソール】

 

【ラウンドソール】

 

【スクエアーベベル】

 

 

 

■プレミアムグラインドについて

 

アーティザンゴルフでは通常ラインナップとは別に、マイク・テイラー氏が自ら製作・研磨するプレミアムグラインド・シリーズ”があります。

現役のPGAツアー選手と同じ研磨職人に自分のウェッジを削ってもらえる、まさにプレミアムなシリーズです。

1本単価はおよそ¥60.000台~¥80.000台と超高級プライスですが、

通常品にはないロフトやソール形状、ハンドスタンプなどオンリーワンなカスタムが可能です。

 

→プレミアムグラインドに関するお問い合わせはコチラまで

 

 

■アイアンの発売に関して

 

その圧倒的な完成度から、国内のアスリートゴルファーを中心に広まりつつあるアーティザンゴルフ。

そして昨年には待望のアイアンが発売。ウェッジと同じくソフトな打感を継承したシリーズです。

 

2021.9月 LS720 MB 1st エディション(数量限定品)、LS720 HB 1st エディション(数量限定品)

2021.10月  LS720 MB

2021.12月 LS720 CB 1st エディション(数量限定品)

2022.1月 LS720 HB

2022.2月 LS720 CB(予定)

1st エディションはすでにメーカー完売。

 

【LS720 MB 1st エディション(数量限定品)】

 

【LS720 CB 1st エディション(数量限定品)】

 

【LS720 CB 1st エディション(数量限定品)】

 

 

 

 

■デシャンボーの隠れたお気に入りギア!?

 

PGAツアーを代表する飛ばし屋ブライソン・デシャンボーはそれまで使用していたコブラウェッジから、2020年頃にアーティザンウェッジへと移行

2020年と言えば、驚異の肉体改造でパワーゴルフの幕開けを予感させ、さらには全米オープンで優勝。彼にとってはターニングポイントと言える時期です。

その後も多少のロフト調整はあるものの、現在に至るまで継続して使用中(2022.1月末時点)。

彼の場合どうしてもコブラばかりに注目されますが、実はアーティザンウェッジの恩恵も大きいのでは・・・!?

 

 

■まとめ

今回はアーティザンゴルフをより深く知って頂くため、ややマニアックな情報も含みながらご紹介させていただきました。

そしてこのような長文にお付き合いいただき、誠に有難うございました。

 

最後に関連リンクです。

ウェッジの在庫一覧はこちらから。

アイアンの在庫一覧はこちらから。

メーカーHPはこちらから。

プレミアムグラインドに関するお問い合わせはコチラまで

エフォートチャンネル(ARTISAN アイアン編)はこちらから。

1st エディション組み立てブログはこちらから。