【これで悩み解決】グリップの下巻きテープ!巻き方の種類!

皆さんはグリップの下巻きテープについて、何通りの巻き方をご存じでしょうか?


今回は基本的な巻き方から、たまにリクエストされる珍しい巻き方まで御紹介していきます。

※使用するテープは、工房使用率No.1の「NCAバッファローテープ 業務用(幅19㎜)」です。



■縦1巻き


テープを最小限で使う為、

グリップの膨張が一番少なく、グリップ本来の軟らかさを損なわない巻き方です。

シャフト自体が太い場合や、なるべくグリップを太くしたくない方、グリップ側を重くしたくない方・・・等にオススメです。

既製品に一番多い巻き方とも言えます。



■螺旋1巻き




「縦1巻き」よりも若干太くなりますが、

均等に隙間なく巻ける為、こちらも御要望が多い巻き方です。

テープの使用量は縦1巻きよりも若干多くなります。




■螺旋2巻き

その名の通り「螺旋1巻き×2回」ですね。

少し太目が好みの方、

もしくはシャフト自体が細い場合にオススメの巻き方です。


螺旋2巻き以上の御要望は滅多にありませんが、

巻き数を増やすデメリットとして覚えてほしい点は

・重さが増える。

・カウンターバランスになる。

・グリップによっては裂けやすくなる・・・等々です。



【番外編】テープの使用量と重さについて

それでは先ほど使用した「縦1巻き」と「螺旋1巻き」のテープを比べてみましょう。

※上が縦1巻き、下が螺旋1巻き。



上が約52cm、下が約71cm。

約20cmも差がありましたね。節約なら縦1巻きです。


そしてさらに重さは・・・


縦1巻きは約1~2g、螺旋1巻きは約2~3g。

という事は・・・

螺旋2巻きで約5~6g、螺旋3巻きは7~8gくらいが目安になります。

意外と重さがあるんですね~!



■そのほかの巻き方

テーパー(先細り)を抑えたい、少し右手部分を太くしたい時に

『螺旋1巻き+右手部分のみ螺旋1巻き』




グリップエンドだけ太くしたい時に

『螺旋1巻き+エンドのみ数回巻き』




■最後に

下巻きの種類は様々ありますが、

グリップ素材や、シャフトのバット径によっては適さない場合があるのでご注意を。

また、ご相談やご質問があればお気軽にスタッフまでお尋ねください。