想定しているボールのお話
まず初めに。
今回ご紹介します内容はリリースされている全てのモデルが必ずしも当てはまる訳ではないというのを念頭に置いてご覧頂ければと思います。
さて、年末になりますと気になり始めるのが間もなく発表・発売になる次期モデルの、メーカーによる”匂わせ”やリーク情報。
今年もこの時期には例えば「○○プロがどの試合で使った」とか、「USGAとR&Aの適合リストに××というモデルが追加された」などの情報が飛び交っていたり目にしたりする頃合いとなっております。
そんなNEW MODELたちも開発の段階で様々なテストを経て発表や発売を控えているわけですが、開発の現場では「どのボールを打った際を想定しているか」、分かりやすく言い換えますと「どのボールで使われる事が多いか」を想定した上でクラブ設計されているのかというお話です。
当然、自社でボールを製造・販売しているメーカーは自社のボールでの最大パフォーマンスを想定した設計となります。
海外で言えばTitleist、Callaway、TaylorMade、国内メーカーで言えばBRIDGESTONE、Dunlopがこれに該当します。
ですが気になるのは「自社でボールを販売していないメーカーの想定ボールの銘柄選定」
自社でボールを販売していない大手といえば代表格はやはりこのメーカーかと思います。
PING。海外ブランドでもかなりの大手になりますが自社製造のボールを持たないメーカーが果たしてどのボールを想定してクラブ作りをしているのか。
わたくしが聞いた話ですとそれは…
Titleist Pro V1との事でした。
また、ピンに限らず国内のボールを手掛けていない大手メーカーもプロV1をテストボールにチョイスしているとか何とか。
こういった情報が頭にあれば、ボール選びに悩んだ際の一助になる…かもしれませんし、例えばメーカーが基準として考えている(であろう)その仕様に対して自分の好みやスピン量はどうなのかというボール選びの方法論にもなるかと思います。
以上、ボール選びの参考になりそうなお話でした。
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