【’25 保存版】アイアンの振動数について

以前、【アイアンの振動数】についてお伝えしたこの記事(→こちら)。

予想以上に反響があり有難うございました。


そこで今回は

前回記事(2023.5.20~)以降に発売されたシャフトについて計測していきます。

※用意ができなかったシャフトについてはご容赦ください。

※基本的に5番アイアンを計測しています。

※ヘッドは統一されていないため、多少の計測差はご了承ください




■振動数320cpm以上



主なシャフト

・DG MID TOURISSUE(S200) 約349cpm

・DG MID 115(S200) 約330cpm

 

「DG MID TOURISSUE(中元調子)」「DG MID 115(中調子)」は

通常のDGよりも打ち出し角とスピン量を増加させたモデルです。

中間部分を硬めに、先端部分は軟らかくしています。

硬さ自体はしっかりしているので、ある程度のヘッドスピードが要求されます。




■振動数300~319cpm




主なシャフト

・MODUS 110(S) 約310cpm


今年3月に発売された新商品「MODUS 110」。

数値的には幅広い層に対応できるシャフトです。

硬さSの場合、重量110g。キックポイントは元調子。

MODUS 120よりも硬さがあり、MODUS 105や115よりも軟らかい。

キャッチコピーは「調和」。日本シャフトが新スタンダードとして掲げるバランス型のシャフトです。




■振動数300以下



主なシャフト

・DG MID 95 TOURISSUE(S200) 約293cpm

・TRAVIL 95(S) 約281cpm

・TRAVIL 95(R) 約267cpm

・TRAVIL 85(S) 約275cpm

・TRAVIL 75(S) 約270cpm

 

DG MID 95 TOURISSUE(中調子)はツアーイシューの見た目とは裏腹に、実はかなり振りやすいシャフト。先述の「DG MID 115」と同様に高い打ち出し角とスピン量を特長としています。

TRAVILシリーズは高い打ち出し角からしっかり球を落として止める!カーボンシャフトとしては異例の大ヒット商品です。先端剛性が高いのは意外と知られてなく、実は“掴まるけど、掴まり過ぎない”といった左を嫌う側面も持ち合わせています。



■最後に

振動数は『同じ数値=同じ硬さ』ではありません。

あくまでも『参考にするデータの一つ』です。

検討中のモデル/シャフトがある場合や、自分でもそのシャフトが振れるかなぁ?と迷っている場合など、以前のブログ(→コチラ)と合わせて参考にしていただければと思います。