見直されているこの番手!!
早速参りましょう、今回のご紹介は!!
特定のコレ!というモデルではなく、最近その存在が見直されている番手そのものです!
それがこちら!!
7Wです!!
’00年代初頭にその上がりやすさと寛容性の高さで一気に大ブレイクし市民権を得たものの、その後同じく進化を果たした似た役割をこなすユーティリティ(海外ではハイブリッドとも)にその座を奪われたかの様な推移となった、いわゆるショートウッド。
ですがここ数年、その存在が見直されています。
今回はその理由を(推測混じりではありますが)考察してみたいと思います。
その考察に役立つ背景情報として、ショートウッドの人気が廃れていった時期によく言われた事が「ショートウッドはボールが上がりすぎて風に弱いorコントロールが効かない」といったものと、昨今のボールの進化があるのではないかと考えております。
よく「長所と短所は表裏一体」などと言いますがこのショートウッドもそれに該当し、衰退期には「ボールが上がりやすい=上がりすぎて扱いにくい」とされておりました。
ですがそこに「目覚ましいボールの進化」という要素が加わる事でその事情は近年少し変わってきている、その様に思います。
といいますのも昨今のボールは進化を極め「ハイヘッドスピード環境ではロースピンでよく飛び、ローヘッドスピード環境ではしっかりスピンが入って止まりやすい」という、起きている事だけを文字に書き出しますとまるで理想の様な性能を秘めております。
ですがこの条件が逆にゴルファーに不利に働くシチュエーションもまた存在します。
それが「ハイヘッドスピードでグリーンを狙う」ミドルホールやロングホールで距離の残っている中でグリーンを狙うシチュエーション。
技術に自信のあるゴルファーでしたらそういったシチュエーションでもカットに打ってバックスピンとサイドスピン、高さを増やしてグリーンに止めるといったテクニックもありますが、そういった技術を用いずにただ打つだけで簡単にボールが上がってバックスピンが増える事でグリーンに止めやすくなる武器としてショートウッドが見直されている、というのがぼくの考察です。
もちろんそれだけではなく、クラブの設計技術の向上と番手ごとに求められるバックスピン量の研究がより進んだというのも見逃せないポイントかと思います。
いずれにせよ、進化したクラブとボール、更にはシャフトとの掛け合わせによって再び脚光を浴びているのがショートウッドというわけです。
「UTは21~25°を1~2本」という固定観念に囚われず、ショートウッドの導入はいかがでしょうか。
最新の「より上がりやすくグリーンを狙える」ショートウッドを是非どうぞ!!
今回画像に登場してもらいました…
T/M Qi10 7W Custom
C/W PARADYM Ai SMOKE MAX 7W
はそれぞれからどうぞ!!
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