最新 APEX UW(2025)スペックの特長・変更点まとめ!!
もうすっかりキャロウェイを代表するモデルになったAPEX UWシリーズ。
フェアウェイウッドの打ち出し角とスピン量、ユーティリティーの操作性や扱いやすさ、
それらを合わせた総合力の高さは国内外のツアー使用率が物語っています。
そして2025.9.19
遂に3代目となる『APEX UW(2025)』が発売されました!

過去にも新旧比較(→こちら)を掲載しましたが、今回も特徴と変更点を見ていきましょう!
■2025年モデルの特長

主な特長は3つ。
①初代APEX UWの形状、ソールデザインの復活。
現在も多くのプロが愛用する初代の形状をほぼ踏襲させ、随所にブラッシュアップを敢行。さらに当時好評だった初代のステップソールデザインを採用。抜群の抜けの良さを発揮します。
②クラウンにカーボンを採用。さらにホーゼルが長めに。
画像左:3代目(21度) 画像右:2代目(21度)


カーボンクラウンを採用したこと、ホーゼルがやや長くなった点についてメーカー側は、公式HPで「球の上がりやすさや低重心のためではない」と記載しています。後述になる“重量配分の最適化”に関係した設計上での判断です。
③タングステン・スピードウェーブをヘッド内部に搭載。

今回はソールウェイト(5g)に加え、ヘッド内部(ヘッド前方下部)にタングステン・スピードウェーブも搭載されています。フェースのたわみを損なうことなく、トップに近いインパクトであってもしっかりボールを高く遠くへ打ち出すことが可能に。このタングステン・スピードウェーブは、単に重心を低くしてボールの上がりやすさを求めているものではありません。これまでのAPEX UWと同様に、プロや上級者が求める弾道、スピン、コントロール性を備えるべく、前述のカーボンクラウンや長くなったホーゼルとバランスをとりながら最適な重量配分を追及したものになっています。
■2代目との変更点
主な変更点は3つ。
①オリジナルカーボンのRフレックスが消滅。
2代目(’23年)にはRフレックスが存在しましたが、今回からS、SRフレックスの2種類になりました。
②番手間で0.75インチの差をつけたクラブ長。
画像左:3代目(21度 40.25インチ) 画像右:2代目(21度 40.5インチ)

今まで17度と19度は41インチ仕様でした。しかし、2度刻みのロフト差で距離のピッチが出にくかったという意見からクラブ長が変更されました。17度を41.75インチ、19度を41インチ、21度を40.25インチ、23度を39.5インチ。番手間の差はすべて0.75インチずつになっています。
【重要】③カスタムシャフト時に先端カットされている長さについて
APEX UWシリーズはフェアウェイウッドと同等の飛距離性能ながら、クラブ長に関してはユーティリティーに近い設計。さらにウッド用(1WやFW用)のシャフトを使用するヘッドです。
そのことから、シャフトをチップカット(先端カット)して装着するほうが挙動を抑えやすく、メーカー特注品は基本的に先端カットされて装着されています。
先端カットされている長さは初代、2代目(’23)、3代目(’25)とすべて異なるので比較してみましょう。
【初代】 17度(1インチ)、19度(1インチ)、21度(1.5インチ)
【2代目】17度(カット無し)、19度(カット無し)、21度(1インチ)、23度(1.5インチ)
【3代目】17度(カット無し)、19度(0.75インチ)、21度(1.25インチ)、23度(1.5インチ)
最新作は、長さやヘッドの重量配分など細かな見直しがあり、それにあわせて先端カットの長さも調整されています。シャフト交換される方はご参考ください。
■最後に

現状のネット評価を調べてみると、最新作は今まで以上に飛ぶ!といった進化ではなく、今まで長所を活かしつつ、さらなる打ちやすさを追求したブラッシュアップ的な評価が多く見られます。
前作と同等の飛距離性能を持ちながら、スピンが入りやすくなってボールが上がりやすくなった!このような評価をしているサイトもあり、実戦で求められる狙い易さもアップしています。
ホーゼルが長くなった点については、それほどアドレス時に気にならないと思います(個人的に)。
打感についてはカーボンクラウンになった影響か、ややこもった音になったという意見もありました。
なんにせよ、ここ数年で評価が急上昇したAPEX UWシリーズの最新作です!
ぜひお試しください。
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