知ってるようで知らないお話~バウンス角~

ちょっと間が空きました、ゴルフクラブ豆知識講座。

本日のお題はウェッジのカタログに必ず書いてある「バウンス角(バンス角度とも言われてます)」です。

 

 

 

 

 

 

L1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この数字がバンカーショットやフェアウェイからのアプローチに関わっているというのをご存知でない方は

そういらっしゃいませんが、案外「具体的にどこの角度なのか?」をご存じでない方は多いのが実情です。

 

そこで今回はこちらをご説明させて頂きます。

 

バウンスとはシャフトを地面に対して垂直に置いた際に、

リーディングエッジ(いわゆる「刃」の部分)とトレーリングエッジ(ソールのバックフェース側の端)が

作り出す角度の事です。

 

お持ちのウェッジをヘッドを下にした状態で地面に対して垂直にして頂きますと、

ソールのフェース面側からバックフェース側にかけて、膨らんでますよね?

地面の角度と平行の状態を0°、その出っ張りの角度がバウンス角度になります。

 

ですのでよく言われます入射角がシャロー(緩やか)な方はバウンス角が大きいと

ボールにコンタクトする前にトレーリングエッジが地面と触れてしまい、いわゆる「ダフり」になります。

 

逆に入射角がスティープ(深い)方はバウンス角が少ないと抵抗なくボールの下をくぐり、前に飛ばない

「ダルマ落とし」のミスになってしまいます。

 

当然、ボールの手前を打つバンカーショットはバウンス角度が大きい方が有利ですが、

アプローチの事を考えると大きすぎてもいけない、なかなかに悩ましいのがバウンス角です。

だからこそウェッジ製作の名手であるB.Vokey氏やR.Cleaveland氏をもってしても

「誰でも打ちやすい完全無欠なウェッジなんてないよ」という結論になってしまうのですね。

 

皆さん!バウンス角を改めて選べば、そこに新しいアプローチの境地が見えてくるかもしれませんよ?

是非是非!ウェッジ選びのご相談もGOLF EFFORTへ!

ゴルフエフォートオンラインショップ

http://golfeffort.com/