続・バウンス角のお話~実効バウンスとは~
昨日に引き続き本日のお題もウェッジのバウンス角でございます。
さて、最近カタログなどでチラホラ見るようになりました「実効バウンス」という言葉、ご存知ですか?
この実効バウンスとバウンスがどう違うのか、今回はその辺りに関してお話させて頂きます。
昨日バウンス角とはシャフトを垂直にした際のソールのリーディングエッジからトレーリングエッジにかけての膨らみ、というのが
昨日お話させて頂いた事ですよね。
このバウンス角度と実際に打ったバウンスの体感での効き、つまりは実効バウンスに差が出る要素として
ソール幅とソールデザイン
があります。
例えばVokey WEDGEのM GRINDやCallawayのC-GRINDのようにトレーリングエッジ側を落としてある人気のあるデザインですと
膨らみの頂点はトレーリングエッジではなくソールのほぼ真ん中辺りですね。
またバウンス角が小さめであってもソール幅が広いウェッジの場合なども、打って体感するバウンス角と計測方法での数字に隔たりが出来ます。
この隔たりを埋める考え方として提唱されているのが実効バウンス角です。
ですので最近のウェッジは一概に「バウンス角度=入射角」とは言い切れなくなりつつあります。
一例として挙げますとFORTEENのやさしいモデル、DJ-11やD-030といったモデルは、そのやさしさとは裏腹にバウンス角はかなり小さく設定されています。
が、使ってみるとやさしい。これはひとえにソール幅が広めであるため。
実際シャローに入れるのが得意な方に打って頂くとややダフり目のインパクトになったりしているのを見た事もあります。
ですので!ウェッジ選びの際にはバウンス角度だけではなく、ソール幅にも注目して頂くと、あなたに合った一本を選んで頂きやすくなるのではないでしょうか?
スコアメイクに直結するウェッジ選びも、是非GOLF EFFORTへどうぞ!!
ゴルフエフォートオンラインショップ
コメントを投稿するにはログインしてください。