今更聞けないゴルフ用語~反発係数~
皆さんもちろんSLE(Spring Like Effect)ルール、ご存知ですよね。
いわゆる高反発規制ルールを簡単におさらいしますと反発係数を0.83までと定義、
それ以上の反発係数を持つクラブを規制するルールですね。
さてこのSLEルールで出てくる0.83という数字ですが、これが何なのか…?というお話をさせて頂こうと思います。
こちらもより正確にお話しますと物理やら何やらと文系の僕には説明出来ない領域になりますので
端折りながらになりますけれども(汗)是非お付き合いください。
この数字、簡単に言ってしまいますと「ボールをヘッドの重心(芯)に当てた際の跳ね返りを数値化したもの」です。
毎回ヘッドにぶつける力を「1」と定め、跳ね返りが「0.83」以上であるか以下であるか、というものです。
正直反発係数ということだけをお話するとこれだけの事なのです。
ではこれが飛距離にどう影響してくるのか?ですが…
当然、フェースの弾きの良さに繋がる数字ですので0.83より上の方が理論上飛距離は出ます。
理論上、とことわったのは飛距離を決める三大要素、ボール初速、打ち出し角、バックスピン量のうち
反発係数の高さはボール初速にしか作用しないためです。
ヘッドという要素だけでのボール初速UPはフェースの弾き以外にもヘッド重量などもあります。
他にも打ち出し角とバックスピン量の最適化が出来れば、例えSLEルール適合のヘッドでも
飛距離はまだ伸びる事は、プロやトップアマの平均飛距離が伸び続けている事が証明していますからね。
そしてもう一つ!外せない要素がシャフト!!
ヘッドの良さもシャフトが合っていないとその良さを引き出せないままになってしまいます。
一例として挙げますと元々バックスピン量が少なめの方が「ロースピンで飛距離が伸びる!」と
評判のドライバーとシャフトの組み合わせをお求め頂きご使用になられたところ、
バックスピン量が少なすぎてドロップして全く飛ばなかった、という事もありました。
皆さん!初速UPに繋がる高反発クラブもいいとは思いますが、打ち出し角とスピン量の最適化のための
シャフト選びも大事ですよ!
シャフトのご用命は、是非GOLF EFFORTへどうぞ!!
ゴルフエフォートオンラインショップ
コメントを投稿するにはログインしてください。