マスターズを制したシャフト

今年のマスターズはいかがでしたでしょうか??

タイガーウッズの出場に沸き、なんと4日間をプレーして見せました!!

そして彼が常日頃から口にしている「メジャーにピークを合わせた者が勝つ」

既に3勝と好調をキープしたまま、オーガスタ入りしたスコッティ・シェフラー。

最終日18番の4パットがメジャーの計り知れない重圧なのですね!

4日間に渡り、シェフラーのドライバーショットは安定感抜群でした。

フェーダーの彼を苦しめたのは、10番からアーメンコーナーへと続く左ドッグレッグでしたね。。。

FUJIKURA VENTUS BLACK VELOCORE

BLUEの中間部を硬くしたハードヒッターモデル

マスターズを25歳という若さで制した、シェフラーのドライバーとスプーンに組まれたシャフトは

PGA TOURのみならずJGTOでも人気の通称”黒ベン”でした!!

上着はもちろん、セーターも脱いでプレー出来る季節♪

いつもより振れてきて、引っ掛かり気味ではないですか??

左を気にせず、安心して叩けるシャフト”VENTUS BLACK VELOCORE”

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2022春!今のシャフト打ち比べたらどうなる!?

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今回は千葉県千葉市にある柏井ゴルフセンターにお邪魔して

大人気企画!4大最新シャフトメーカー打ち比べをやってきました!!

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4つのシャフトがどのような結果になるのか!?

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■可変スリーブの調整方法 (テーラーメイド編)

「スタンダードとアップライト、ロフト角は同じだけどスライスが出にくいのはどっち?」

とあるお客様から質問されました。


正解は『アップライト』。

アップライトはスタンダードよりもライ角が+4度増えます。



このように、意外と知らない方が多い可変スリーブ。

そこで今回はスリーブの調整方法について御説明していきます。


■可変スリーブの位置を変えると何が変わる?

今回は『テーラーメイドゴルフ』を例にしてみましょう。




上の図はテーラーメイドゴルフのHPからでも検索できます。

メーカーHPのチューニングマニュアルはコチラ




この図ではSTD(スタンダード)を基準として

フェース角/ロフト角/ライ角/スピン量の変化が表記されています。


この変化でドローやフェード、高弾道や強弾道を選んでいくわけですね。


■基本的な4つの位置

まずメインとなる4つのポジションがこちら。


・スタンダード(STD)….標準

・ハイヤー(HIGHER)….球高、ドロー系

・ロウアー(LOWER)….球低、フェード系

・アップライト(UPRT)….STDより掴まりやすい


その中間にさらに2つのポジションがあり、合計12通りのポジションが選択できるようになっています。





■最も球がつかまるのはどこ?

例えば「UPRT」と「HIGHER」、

果たして球がつかまりやすいのはどちらでしょうか。

それぞれの数値を見てみましょう。


【UPRT】

フェース角 ±0度 /ロフト角 ±0度 /ライ角 +4度 /スピン量 ±0rpm


【HIGHER】

フェース角 +4度クローズ /ロフト角 +2度 /ライ角 +2度 /スピン量 ±400rpm


正解は「HIGHER」。

総合的な数値で最も掴まりやすいポジションになります。

さらに最も球の高さが出やすいのもHIGHERです。



■「STD側」と「UPRT側」の差は?


時計回りに①~⑫までの数字を付けました。

メインの4つ「STD」「HIGHER」「LOWER」「UPRT」。

その中間のポジションを見ていきましょう。

STD側は④⑤⑦⑧UPRT側は①②⑩⑪


例えば⑧と⑩。

⑩:フェース角 3度オープン /ロフト角 -1.5度 /ライ角 58.75度 /スピン量 -300rpm

⑧:フェース角 3度オープン /ロフト角 -1.5度 /ライ角 57.25度 /スピン量 -300rpm


2つの差はライ角のみ。両方ともフェード気味のやや低弾道になりますが、⑩はUPRT側になる為、ややつかまりやすいという事です。




■弾道調整は、球の高さとつかまりが同時に増減する。

画像は1.5度スリーブ(8通り)の図。


これまでの内容を踏まえ、

テーラーメイドの弾道調整は高さのみ、もしくはつかまり具合のみに限った調整は出来ません。

多少なりとも高さ・つかまりの両方に影響を与える仕組みになっています。


自分はスライサーだからつかまりを増やしたい・・・といってHIGHERにした場合、同時に球の高さもアップすることにご注意下さい。


■最後に



テーラーメイドはロフトが10.5度でも、ヘッドの座りがややオープンになっているモデルが多め。

そこでスリーブ調整する前提で9度のヘッドを選択。

HIGHER(ロフト+2度、フェース角+4度)に変更した場合、ヘッドの座りが“ストレート~つかまり顔”になります。

顔重視のゴルファーは試してみてはいかがでしょうか。

今回も最後までお読みいただき有難うございました。

【振動数・総重量で比較】モーダス105とDG105、硬さの違いを検証!

今回は、中量級の人気シャフト“モーダス105”と“DG105”を

振動数総重量”で比較してみたいと思います!




今回の比較したアイアンはこちら!

『キャロウェイ X-フォージドスター(2021)』!!!!


言わずと知れた人気の飛び系軟鉄鍛造アイアンです。



■基本スペック


【DG 105(S200)】

103g(カット前重量)/トルク非公表/元調子


【モーダス105(S)】

106.5g/トルク1.9/元調子



■振動数と総重量 5番から順に


振動数

【DG105】304cpm/316cpm/321cpm/326cpm/331cpm/334cpm

【モーダス105】311cpm/317cpm/325cpm/330cpm/336cpm/344cpm


総重量

【DG105】407g/415g/422g/428g/436g/439g

【モーダス105】408g/414g/420g/428g/435g/441g


多少の誤差はご了承ください。


■まとめ

振動数的にはやはりモーダス105のほうが硬めな数値になりました。とくに5番とPwで大きな差になっています。

総重量的にはDG105のほうが若干軽い結果になりましたが、大きな差ではないとも言えます。


それよりも気になったのはモーダス105は6~8gの間隔で流れていくのに対し、DG105は5番とPwが少し軽い設計になっています(同じモデルをもう1セット調べましたが同じような数値でした)。


5番はなるべく振りやすく、Pwはやや軽くなる事でAwの(シャフト重量の)選択肢を増やせる・・・というようなメーカーの意図なのかわかりませんが、こういった細かい点で味付けが変わるのでしょう。奥深きシャフトの世界です。



【ゴルフボール】弾道の高さはどこで決まる!?

とあるお客様から質問を受けました。

「高さが出るボールを探しているんですが、普通は軟らかいボールの方が高さ出ますよね?」


そのとき僕は

「軟らかさ=高さとは言えないと思いますが・・・」

と伝えたものの、満足いく返答ができませんでした。



知識不足もあり、単純な好奇心もあり、

そこで僕は、ゴルフボールを代表する数社へ尋ねてみることにしました。


■A社の場合

Q. ボール性能として、球の高さに影響する要素ってありますか?

A. あくまで総合的な面で高さが決まってきますが、一つ選ぶのならコア(の硬さ)です。コアが硬いほうが高さが出やすい傾向になります。



■B社の場合

Q. ボール性能として、高さが出る大きな要素ってありますか?

A. コアが硬めなほうが高さが出やすいですね。


Q. ディンプルの数も大きく影響しますか?

A. 確かにディンプルの数が多いほうが高さが出やすいですね。でも、数だけではなくディンプルの形状でも浮力(揚力?)に影響があります。



■C社の場合

Q. ボール性能として、高さが出る大きな要素ってありますか?

A. 例えばカバー素材でウレタン(軟)とアイオノマー(硬)で比較するなら、アイオノマーのほうがやや高さが出やすいと思います。あとはロフトがあるクラブ(アイアンやウェッジなど)でやや表面層の硬いボールを打った場合、フェースの上をやや上滑りする傾向があり、上滑りして弾道が高く出るという事は言えます。


Q. ディスタンス系とスピン系であれば、ディスタンス系のほうが高さが出やすいという事ですか?

A. ディスタンス系のほうがとも言えないわけではありませんが、あくまで高さは総合的な部分(コアや素材やディンプルなど)で決まるものという事です。

しかし「高さの出るボールを作る」というコンセプトで商品開発しているわけではありません。「飛距離性能とスピン量」を考えた上での商品開発であり、結果的に高さが決まってくるような感じです。



■結論として・・・

今回はボール性能として答えて頂いた内容であり

予想はしていましたが、やはり一貫性ある回答とはなりにくい内容でした。

実際に、質問内容によって商品設計に触れる部分もあり、回答を得られない点もありましたが、

各メーカー担当の方々には快くご協力して頂きました。本当にありがとうございます。

また、スピン量が多ければ球が上がりやすい」という考え方もありますが、

あくまでスピン量は、ボール・クラブ・スイングスピードなどの総合点で決まります。


今回のお客様のように「ボールだけで解決したい」という方へ

この記事の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。


最後に

各社の主要ボール同士の弾道比較です。ご参考までに。


【タイトリスト】 Pro V1x > Pro V1

【キャロウェイ】 ERC SOFT > クロムソフト > クロムソフトX

【テーラーメイド】 TP-5x > TP-5

【ブリヂストン】 TOUR-B X > TOUR-B XS

※多少差の場合もあります。

国内女子勝率7割シャフト!

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今回は、フジクラゴルフクラブ相談室、木場店にお邪魔して

国内女子ツアー担当の方にプロのシャフト事情を色々聞いてきました!

世に出た矢先に数々の試合で優勝を総ナメしたスピーダーNX!!

一世風靡したアノ女子プロについても教えてくれましたよー!

気になる動画はこちらから!!