シャフト~そのメーカー別の特性~
2日に1度のペースでやらせて頂いておりますシャフトのウンチクシリーズ(笑)ですが。
本日は「メーカー別の大まかな特徴」をお話させて頂きます。
かつてはFujikura、GRAPHITE DESIGIN、MITSUBISHI RAYONの「御三家」と言われていましたが、
現在ではここにUSTMamiyaが加わってさながら「四天王」と言った雰囲気になっております。
となると当然
それぞれのメーカー別の特徴があるんじゃないの?
と思いますよね。
実はあります。その特徴が
「どうしてもこのメーカーのシャフトはロクな結果が出ないんだ…」
といった事態や
「粘り弾きの括りで見れば合わないはずなんだけどこのシャフトだと打てるんだよな~」
といった事態に繫がったりします。
では順番にお話させて頂きます。
まずは…
リシャフトブームの火付け役となったFujikura!
近年は少し元気がなかったですがかつての人気シリーズのリメイクモデル、
「Motore SPEEDER」シリーズで息を吹き返した印象がありますよね。
Fujikuraのシャフト大まかな特徴は「織物技術を活用した強靭さ」です。
これまでリリースされたモデルを見ても、しっかり感のあるモデルでのブレの少ない硬さ、
高い飛距離性能を謳うモデルではしなり戻りの速さが光るなど、
頼りなさをあまり感じないハードヒットに対応出来るシャフトが目立ちます。
そしてそんなFujikuraと好対象なのが…
しなり量がやや多めでタイミングの取りやすさが特徴のGRAPHITE DESIGN。
ご存知Tour ADを作り続けているメーカーさんですよね♪
特徴としては(上でもサラッと言いましたが…)しなりが多めでしっかり叩いても極端に返りすぎずに
左にいきにくいモデルが多い事です。
またしなりが多いという事は無理にしならせようとして力むミスが減る効果もあります。
国内男子ツアーで使用率No1でい続けられる秘訣はこの特徴があるからという説もあるくらいです…
そしてそして。紆余曲折を経てあのTiger Woodsが手放さないシャフトを作っているのは…
Diamanaシリーズで大ブレイクしたMITSUBISHI RAYON。
その後、BASSARAやFUBUKIといったラインナップの追加やDiamanaシリーズの世代交代も進み、
今や3代目Diamanaに。
そのラインナップも
Diamanaはプロのフィードバックからのもの作り、
BASSARAはアマチュアゴルファーや女子プロがやさしく打てる事をコンセプトに、
FUBUKIはそれらのノウハウの集大成としてそれぞれ作られています。
ラインナップのどれにも共通しているのは「超は付かないけれども高弾性カーボンを使っている」事。
実際Diamanaは粘り系といっても叩くと案外飛距離が出てくれる特性があります。
きっとこの辺がTigerに愛用し続ける理由なのでしょうね。
そしてこれら御三家と肩を並べるほどの勢いがあるのが…
MamiyaOPとUSTが一つになって製品をリリースしているUST Mamiya。
毎回カラフルなコスメとジョークのようなモデル名(失礼!)が特徴ですよね。
…そんな特徴は聞いてないとツッコまれそうなのでこの辺で。
その特徴は「重量感しっかり、シャフト自体もかなり強靭」な事。
USブランドの名を冠しただけあり、どちらかと言うと粘り系シャフトが得手のメーカーさんではあります。
重量帯に関しては傾向として表示の中でもかなり重め(66g~69gほど)に重量設定をしてきています。
あとはこぼれ話ですとモデルのナンバリングが今のところシャフトの大まかな特徴を現していたりします。
奇数にあたる初代、サンジョウ、ゴーゴーゴーは粘り系、ティーツーとフォーユーは弾き系なのです。
という事は次期モデルは弾き系…?という妄想も膨らみますね(笑)
結構一気に紹介しましたので少し長くなりましたが。大きく分けてこんな感じになっております。
他にも最近人気のGrabityやコンポジットテクノ、ご存知CRAZYなどなど…語り始めたらキリがないです><
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