振動数の疑問を検証!!
今回はお客様からのリクエストもあり、
『人気シャフトの振動数、その他の疑問について』
調べていこうと思います。
【目次】
1、人気シャフトの振動数
2、同じシャフトでヘッドが違う!振動数はどの程度変わる?
3、TENSEI CK PRO Orangeの60と70を計測してみたら・・・!?
一体どうなると思いますか?
私的も知らなかった検証結果があり、
楽しんで読んで頂けたら幸いです。
それではまず最初の
1、人気シャフトの振動数について
今回参考にしたモデルは『SIM MAX』。
※計測器によって多少の誤差が生じます。何卒御了承ください。
・フジクラ EVO Ⅵ 661(S)・・・261cpm
・グラファイトデザイン XC-6(S)・・・256cpm
・三菱ケミカル Diamana ZF60(S)・・・255cpm
・三菱ケミカル TENSEI CK PRO Orange 60(S)・・・261cpm
売れ筋シャフトは255~261cpm。わりと近い数値が出ましたね。
しかし、数値が同じだから硬さも同じと判断してはいけません。
あくまで参考程度に考えて下さい。
2、同じシャフトでヘッドが違う!振動数はどの程度変わる?
比較したのは『SIM MAX』と『MAVRIK』。
・EVO Ⅵ 661(S)の場合
「SIM MAX」・・・261cpm 「MAVRIK」・・・256cpm
・XC-6(S)の場合
「SIM MAX」・・・256cpm 「MAVRIK」・・・254cpm
・ZF60(S)の場合
「SIM MAX」・・・255cpm 「MAVRIK」・・・255cpm
微妙にMAVRIKの数値が下がっています。
そしてなぜか元調子のZF60は変化なし。
これは意外な発見ですね~!
3、TENSEI CK PRO Orangeの60と70を計測してみたら・・・!?
ヘッドはSIM MAX。
計測結果は・・・
TENSEI CK PRO Orange 60・・・263cpm。
TENSEI CK PRO Orange 70・・・261cpm。
なんと70の数値が60より下回っている!?
これは推測ですが、
TENSEI CK PRO Orangeはカウンターバランス設計。手元にタングステンプリプレグシートを巻いています。その為、重量を上げる場合に手元付近ではなく中間部~先端部にかけて重量を増やす設計になっているのではないかと。
シャフト全体で増量するのではなく、シャフト先端寄りで増量するからこそ、70g台の計測値が減りやすいのかもしれません。
他のモデルでも試しましたが、
TENSEI CK PRO Orangeの場合、60g台と70g台の差がほぼ同等レベルになりました。
(通常のシャフトなら7~10cpmくらいの差が出ます。)
【最後に】
今回の内容はいかがでしたか。
またなにか疑問がありましたらお気軽にお問合せください。
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