スチールシャフトの違いとは?
やって参りましたシャフトのウンチクコーナー。
今回はスチールシャフトにスポットを当ててお話させて頂きます。
スチールシャフトと言えばプロ使用率No1を長らく続けているDynamic Goldと
軽量スチールシャフトの雄、NS PRO 950GHが代表格でしたよね。
しかし近年、プロユースシャフトではRIFLE PROJECT XやKBS TOUR、NS PRO MODUS3など
ここにきてバリエーションが広がっております。
さて、そうなると気になるのが
どのシャフトがどんな特性を持っていてどんなヘッドやスイングに合うの?
という事になりますよね。
今日はその触りを簡単にお話させて頂きます。
さて、ウッドのカーボンシャフトと同じくスチールシャフトも大きく分けて粘り系と弾き系に分ける事が出来ます。
ただ、こちらはプロのスイングを参考に目に見えて違いと合う合わないを説明させて頂けるのです。
なのでより分かりやすいかもしれませんね。
その合う合わないの差を生んでいるのが「使う方が回転型のスイングか、打ち込み型のスイングか」という点です。
この場合、例えばタイガーウッズのようにしっかりボールを打ち込んで
バックスピンやサイドスピンをかけていくタイプは打ち込み型になります。
逆にローリーマキロイやジョーダンスピース、スティーブストリッカーのように打ち込むというよりは
アイアンでもボールをクリーンに拾って振りぬいて球筋を操るタイプは回転型になります。
そして
打ち込み型にはDynamic Goldのようなシャフトが、
回転型にはRIFLEやKBSなどのシャフトがよく合う…ハズです。(これも個人差あります…)
打ち込む方にはシャフトの先端に重量と硬い部分があり、しなやかで粘り強いDynamic Goldのような
いくら打ち込んでも当たり負けしないシャフトと相性が良いのです。
そして回転型の方はインパクトを強調せず打ち込まず、振りぬいていきますので
先端が重かったり粘り強い挙動だとスイングスピードが落ちてしまいます。
こういった方には速い回転をしてもシャフトがついてきてくれるRIFLEやKBSのようなシャフトが合っております。
そして…上記のどちらのタイプとも相性が悪くない、いいとこ取りなシャフトなのがMODUS3。
使用しているフプロを見ても回転型と打ち込み型を使い分けられるアダムスコットやセルヒオガルシアなど。
対応範囲は広いシャフトとなっております。
そしてヘッドとシャフトの相性ですが、
一般論としてシャローな入射角になりやすい回転型の方向けのシャフトにはやや重心の低い、
例えばAP2などのキャビティアイアン良好になっております。
逆に打ち込み型は打点がやや高めになるため、重心が高めのマッスルバックやセミキャビティなどが
相性が良好です。
スチールシャフトがただの鉄の棒だったのも今は昔。
味付けも合うスイングもヘッドも異なる、魅惑の世界観が既にスチールシャフトにはあります。
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